ごあいさつ

代表あいさつ

本道場は、福岡市に本部を置く合気道祥平塾本部道場の傘下道場です。

その道場長である菅沼守人師範は、合気道開祖植芝盛平翁の最後の内弟子として知られ、1970年4月に「合気会本部道場(東京)」より九州に派遣されました。現在は国内外を問わず多くの門下生を抱え、海外にも頻繁に指導に行かれておられます。

祥平塾では、日々の稽古を通じて心身を鍛錬し、健やかな体と康らかな心を養い「今、ここを、いきいきと生きる」を目標に活動しています。

私自身もまだ若輩者でこれからも合気道の稽古を通して、自分自身を磨いていきたいと考えています。そのことが、日々の仕事や生活にいい影響を与えると確信しています。

若い道場ですが、厳しくも楽しく怪我のないように稽古することができたらと考えています。


代表 岡 信太郎

1983年北九州市出身。小倉高校卒業後、関西学院大学法学部卒業。
職業:司法書士のぞみ総合事務所 代表
著書:「身内が亡くなったあとの『手続』と『相続』」(三笠書房)
   「坂本龍馬 志の貫き方」(KANZEN)
   「子どもなくても老後安心読本」(朝日新聞出版)

  • 小学校の頃に父親の勧めで合気道を始める。高校生の時に、合気道初段が允可される。
  • その後関西の大学に進み、大学の合気道サークルで稽古し、町道場では西宮祥平塾の島田先生より指導を受ける。この時、弐段の允可を受ける。
  • 北九州に戻ってからも合気道の稽古を続け、30歳の時に参段の允可を受ける。
  • 2014年8月合気道祥平塾本部道場菅沼守人師範より直轄道場開設の許可を受ける。
  • 2014年10月合気道祥平塾小倉北道場開設。
  • 2018年10月1日、四段の允可を受ける

合気道とは

小倉北道場 岡 信太郎

私が合気道と出会ったのは、小学校2年生の時でした。

当初は右も左も分からず、言われるままに稽古をしていました。元々、父親の勧めで始めたものですから、自分としてはこれといった目的意識を持たずに毎週の稽古をただ黙々とこなしていただけでした。
ところが知らず知らずのうちに、道場に入る時は靴を揃える、人に会った際は自分から挨拶をする、決められた時間は集中して過ごす、といった礼儀と心構えを、合気道を通して教わっていました。

また、合気道の稽古では、強い者が一方的に相手を投げ飛ばすことはしません。技をかける側とそれを受ける側とを交互に稽古し、それぞれが技の向上を目指していきます。合気道のこの稽古法が、相手に対する敬意と思いやりの心を育てることにつながっていると思います。

きっかけは親の勧めからでしたが、小学生の頃から25年以上稽古を続ける中で、合気道をやめようと思ったことは一度もありませんでした。
とはいえ、何のために稽古を続けていくのか、道に迷った時期も正直ありした。しかし、自分が歳を重ねるにつれ、合気道を創設した開祖 植芝盛平翁の「合気とは愛気なり」という言葉の意味が、少しずつ身に染みるようになりました。
今では、合気道は自分を磨くための道を示してくれる武道であると確信し、この先もずっと稽古を続けていく所存です。
社会人になって一層、合気道の考え方や動きを仕事で活かすことができ、合気道を続けてきてよかったと強く思うようになりました。ご指導を頂いた先生方や周りの方々への感謝の気持ちでいっぱいです。

二代目道主 植芝吉祥丸先生は、著書「合気道のこころ」(出版芸術社)の中で、「合気道は日ごろ同志と相和して切磋琢磨をはかりつつ自己の人格的完成を目指す」といった趣旨のことを書かれています。

これからは指導者として、合気道の精神を次代を担う子どもたちに伝えていきたいと考えております。

インスタグラム 北九州社中